福岡ならではの「うなぎのせいろ蒸し」 →
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「うなぎのせいろ蒸し」——福岡・博多で長く親しまれてきた、うなぎ好きにはたまらない食べ方です。けれど「せいろ蒸しって、うな重とどう違うの?」「どうして蒸すの?」と聞かれると、意外と説明が難しいもの。本記事では、天神西通りでうなぎ専門店を営む私たち藤う那 天神本店が、せいろ蒸しとは何か、その由来やうな重との違い、そしておいしさの理由までわかりやすくお伝えします。

基本を知る

うなぎの「せいろ蒸し」とは?

うなぎのせいろ蒸しとは、タレを混ぜ込んだご飯の上にうなぎの蒲焼きをのせ、せいろ(蒸籠)でふっくらと蒸し上げた料理です。福岡県を中心とした九州北部で親しまれてきた、うなぎの食べ方のひとつです。

白いご飯に蒲焼きをのせる「うな重」「うな丼」とは違い、ご飯そのものにタレの味がしっかりなじんでいるのが特徴。さらに全体を蒸し上げるため、うなぎはふっくら、ご飯はしっとり。蓋を開けた瞬間に立ちのぼる湯気まで含めて、せいろ蒸しならではの魅力といえます。

せいろ蒸しの作り方

一般的なせいろ蒸しは、次のような流れでつくられます(工程はお店によって異なります)。

1. かために炊いたご飯にタレを混ぜ込む
2. せいろにご飯を入れて蒸す
3. 焼き上げた蒲焼き(と錦糸卵など)をのせ、さらに蒸す

このように二度蒸すことで、うなぎの旨味がご飯へ移り、全体がひとつにまとまります。仕上げにせいろのまま提供されることが多く、最後の一口まで温かいのもうれしいポイントです。

ルーツをたどる

うなぎのせいろ蒸しの由来・歴史

うなぎのせいろ蒸しは、福岡県柳川市(やながわし)発祥の郷土料理とされています。柳川は古くから天然うなぎの名産地として知られ、県内では「うなぎといえば柳川」といわれるほどの土地です。

その発祥には諸説ありますが、江戸時代前期の1681年(天和元年)、柳川の老舗「元祖 本吉屋」の初代が考案したと伝えられています。初代が関東で蒲焼きに出会い、皮のかたいうなぎをより柔らかく、最後まで温かい状態で味わってもらいたい——との思いから、蒸す調理法を編み出したそうです。

柳川では古くから「うなぎめし」とも呼ばれ、地元の甘い醤油をいかしたタレとともに、筑後地方を中心に受け継がれてきました。世代を超えて親しまれてきた食文化として、2022年(令和4年)には文化庁の「100年フード」に認定されています。
参照:文化庁「100年フード」

福岡に根づく食文化

川下りの街として知られる柳川で生まれ、福岡の食卓に根づいてきたせいろ蒸し。私たち藤う那も、この福岡の食文化を受け継ぐ一軒として、天神の地でせいろ蒸しをお出ししています。

食べ比べる

うなぎのせいろ蒸しと「うな重・うな丼」の違い

同じうなぎ料理でも、せいろ蒸しとうな重・うな丼では、ご飯の味つけ・仕上げ方・食感が異なります。

比較項目 せいろ蒸し うな重・うな丼
仕上げ 焼いてから蒸す 焼いてのせる
味わい ご飯全体にタレがなじむ一体感 蒲焼きの香ばしさとご飯を、それぞれしっかりと味わえる
食感 ふっくら・しっとり 蒲焼きの香ばしさが立つ

「ひつまぶし」との違いは?

せいろ蒸しとよく比べられるのが、名古屋発祥とされる「ひつまぶし」。ひつまぶしは、刻んだうなぎをご飯にのせ、そのまま・薬味と一緒に・出汁をかけて、と食べ方を変えて楽しむのが特徴です。一方のせいろ蒸しは、蒸すことでうなぎとタレ飯を一体に仕上げる料理。同じうなぎ料理でも、生まれた土地も味わい方も異なります。

藤う那のこだわり

藤う那 天神本店の「せいろ蒸し」

せいろ蒸し

私たち藤う那 天神本店では、福岡ならではのせいろ蒸しを、専門店のこだわりで仕上げています。数あるせいろ蒸しのなかでも、当店ならではの特徴をご紹介します。

錦糸卵ではなく「厚焼き玉子」

一般的なせいろ蒸しは錦糸卵を使うことが多いなか、藤う那では存在感のある厚焼き玉子をのせています。ふんわり甘い玉子・タレの染みたご飯・香ばしいうなぎ。この三重奏が、当店のせいろ蒸しならではの味わいです。

その厚焼き玉子に使うのは、佐賀県鹿島市・多良岳山系の麓にある「上田養鶏場」の平飼い卵。鶏舎に運動場を備え、鶏がのびのびと自由に動ける環境で育てられています。濃厚な黄身とすっきりとした後味が持ち味の卵は、ふんわり焼き上げる厚焼き玉子と好相性。うなぎだけでなく、添える卵の一つひとつまで素材から選び抜くことも、藤う那のこだわりです。

宮崎・鹿児島産の活鰻を産地直仕入れ

宮崎県産・鹿児島県産の活鰻を産地から直接仕入れています。九州の水と気候で育った活鰻ならではの、みずみずしい鮮度が持ち味。せいろ蒸しでも、素材そのものの良さが味の土台になります。

関東風「背開き」×博多風「地焼き」

背開きで捌き、強火の遠火でじっくり焼き上げる博多流の地焼き。皮はパリッと、身はふっくら。香ばしく仕上げた蒲焼きを、せいろでふんわり蒸し上げます。

継ぎ足しで育てた、熟成タレ

継ぎ足して育てたさっぱりとキレのある熟成タレが、蒸すほどにご飯全体へなじみます。うなぎの旨みを引き立てる、藤う那の味の要です。

せいろ蒸しのメニュー

鰻せいろ蒸し[四貫] 4,200円
上鰻せいろ蒸し[五貫] 4,900円
特鰻せいろ蒸し[六貫] 5,600円
鰻せいろ蒸し御膳 3,800円

※価格は2026年時点・税込表示です。メニュー・価格は変更となる場合があります。最新の内容は公式サイト・店頭でご確認ください。

福岡のせいろ蒸しを味わうなら
藤う那 天神本店へ

厚焼き玉子をのせた福岡ならではのせいろ蒸しを、
産地直仕入れの活鰻と博多流の地焼きで。

ご予約・詳細はこちら
📞 092-732-0606

営業時間:11:00〜21:00 / 定休日なし / 西鉄グランドホテル1F

よくあるご質問

FAQ

Qせいろ蒸しとうな重、どちらがおすすめですか?

どちらも自信を持ってお出ししています。ご飯にタレがなじんだ一体感を楽しみたい方にはせいろ蒸し、蒲焼きの香ばしさをストレートに味わいたい方にはうな重がおすすめです。藤う那ではどちらもご用意しています。

Q藤う那のせいろ蒸しは錦糸卵ですか?

藤う那では錦糸卵ではなく、存在感のある厚焼き玉子をのせています。福岡ならではのせいろ蒸しを、当店らしいスタイルでお楽しみください。

Qせいろ蒸しはランチでも食べられますか?

はい。営業時間(11:00〜21:00)内で終日ご提供しています。平日ランチのご利用も歓迎です。

Q予約はできますか?

公式サイトまたはお電話(092-732-0606)でご予約いただけます。土日祝やうなぎの需要が高まる時期は混み合いますので、お早めのご予約をおすすめします。

店舗情報

博多鰻屋 藤う那 天神本店 — 基本情報

店名 博多鰻屋 藤う那 天神本店
住所 〒810-8587 福岡県福岡市中央区大名2-6-60 西鉄グランドホテル 1F
電話 092-732-0606
営業時間 11:00 〜 21:00(月〜日・祝日)
定休日 なし
アクセス 地下鉄空港線 天神駅より徒歩5分 / 西鉄福岡(天神)駅より徒歩5分
席数 100席(個室・テーブル席・掘りごたつ席)
お支払い 現金・VISA・Master・JCB・Amex・PayPay など
駐車場 優待 60分無料(スタッフへお声掛けを)

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店舗情報

【公式】藤う那 天神本店

【公式】藤う那 天神本店

住所
〒810-8587
福岡県福岡市中央区大名2-6-60
西鉄グランドホテル 1F
天神西通沿い
アクセス
地下鉄空港線 天神駅より徒歩5分
西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)駅より徒歩5分

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